
嬰児(みどりご)眠る 花の宴
という俳句(「嬰児(えいじ)眠れる」だったかも)を詠んだ人がいる。
甥っ子が生まれたときのもので、「保育器に」の言葉の裏側には、じつはこの赤ん坊、生まれたときには仮死状態だったものだから、担当の医師が母親に対して「まず助かる見込みはありません。命があっても正常な知能はないでしょう」なんてことを宣告したという背景がある。
だからパッと咲いてはパッと散るかも、みたいなマナザシが「花」つまり桜だけでなく、この赤ん坊にも注がれていたりする、ってところがポイントなのだそうだ。
が、この嬰児が思いのほか頑強で、それから40数年たった今でも、人並みの知能と並外れた胃腸(「胃モタレの意味が分からない」が口ぐせ)が問題なく作動していて、(すくなくとも後者は)まだしばらく衰える気配がないんだから、世の中ってよく分からないものである。
ということで私がその「嬰児」なわけですが、その伯母さん、この句で生涯ベストの賞をもらったという話になるたびに「アンタが生まれてきてくれおかげだよ」みたいな言葉を口にするんだけど、それってこちらに感謝しているんだか、たんに自分勝手なんだかよく分からない。
てなことを思い出したのは、渋谷宇田川町のネットカフェで生まれたばかりの子どもがトイレに捨てられていたというニュースを見たからだ。
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このブログをほったらかしにしていたので、まあここいらで再開することにしようか。
ということで、とりあえずテンプレートを変えてみました。
しかし今日はここまでね。
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